遷径計画

遷径計画

色々な自転車の様々な軌跡に対する迷走の備忘録です.

BRM427長崎_ダイヤモンド1000km参加③

AJ長崎さんの、「BRM427長崎_ダイヤモンド1000km」に参加し、初日を鹿児島市内のホテルで終えました。
都農で2日目を終え、今回は3日目となります。

2日目は以下
knog.hatenablog.com

3日目

都農から宗太郎峠→久住高原→斫石峠と北上し、西に進路を変えて小串郷まで戻る436km。

最終日にオーバーナイトはままあることですが、ちょっと距離長め。
また本コースでは数少ない大きめの峠がぎゅっと詰め込まれていますが、トータルで見ると他の日と獲得標高はそう変わらない感じです。

個人的に最大の難所は序盤の逆風。
なにせ風を受けるとやる気もバックファイヤーするので…

~722km 臼杵

~640km 延岡

1000km以上はホテルの朝食を食べる余裕が生まれることが魅力の1つだと思っているので、朝食提供開始時間に合わせて行動。

クローズタイム的にはもう少し遅くても良い、というかそれに従ってもう少し寝る予定だったんですが、久住高原の通過時間を失念していたので、明るいうちに通れるように予定を変更。
それでもあまりマージンはないですが、そこは未来の自分に頑張ってもらいます。
この辺考えても延岡泊のが良かったかもですね。

ご飯を食べて6:40頃に出発。


延岡までの道は昨夜と同じ具合ですが、予想通り大型車が多い。

全体的な交通量が多く道幅のゆとりも程々なので結構気を遣うものの、渋滞自体はそこまで長くないので、長時間の足止めを食らったりはせずに延岡市街まで。

この先補給も出来なさそうなので、市街のコンビニで早めに休憩。

~722km 臼杵

この先はJR日豊本線沿いを通って宗太郎峠を。

この路線は道好きに割と有名らしく、佐伯から宗太郎駅方面への普通列車が朝6時台の始発兼終電しかないため「宗太郎超え」とも呼ばれるそうな。(後で知った)

強めの逆風を受けながら緩めの登りをのろのろと。

写真を撮るという建前のもと、昨日の佐多岬でもしなかった足つき休憩を2回くらい入れました。
いつまで経ってもこの手の区間とは分かり合えない。

宗太郎駅っぽい所に人が集まっていましたが、苦行に精神が瀕死だったので完全スルー。

下りも踏むタイプなので特に楽にはならず…というより風が強くなってむしろマイナスまであるので、逃げ込むように道の駅やよいへ。

佐伯産ぶりのカツカレー。

休んだところで風は弱くなってくれないので、元気に泳ぐ鯉のぼりを横目にほうほうの体でPC5 ファミリーマート 臼杵野津町店に到着。

~757km 原尻の滝、~892km 田川伊田

~757km 原尻の滝

暫くは北風に背を向けて南西方向。
向かい風ではなくなるもののいまいち気分が上がらず、間もないうちに道の駅きよかわで再び休憩。

時間的に飲食店は閉まっている所が多かったので食堂のお弁当。

そこから間もなく緒方川沿いに出て、対岸である右岸側へ迂回してフォトチェックである原尻の滝へアプローチ。

右岸側には左岸側にはなさそう(実際なかった)なアップダウンがちょこちょこ現れたため、一瞬また「やった」か?と疑いましたが、こちら側の方が滝が現れたときの見栄えが明らかに良かったので納得。手前で鳥居をくぐるのも◎。

ちょっと風情のある道の駅が併設。
滝壺側の河原や下流側の吊り橋へも行けるようでしたが、近場に見当たらない駐輪場や時間など諸々加味し、削られていたMP的にも面倒が勝ったので久住高原を優先。

~790km 久住高原

原尻の滝からちょっとだけ引き返して竹田方面へ。
竹田市街に入る辺りで何故か主要道を外れて生活道路を縫うように通り抜けるものの、特に名勝も無さそうなのでいまいち意図が分からず。少し距離短そうなので経路案内されるがままっぽい?

そして待ちわびた久住高原への登りへ。
手前の交差点から20km7~800m↑ほどで、勾配は全体的にゆるめの親切設計。

途中途中の住宅地を繋いでいるため車もままあり序盤の峠感は薄いものの、距離を重ねるにつれて段々それっぽく。

後半は少しだけ勾配も上がり、「峠は程々にあった方がメリハリがついて精神衛生に良いよね」派閥所属としては良い感じに元気をもらえました。

朝の希望的観測通り、明るいうちに久住高原に到着。
ただし、登り自体は少し先にある瀬の本高原まで今しばらく続きます。

レストハウスを過ぎればダウンヒル
下りの途中では杖立温泉が川岸に建ち並んでいたものの、事前リサーチ不足もあり日が暮れかけていたので、先を見据えて無念のスルー。
反対車線なのもあって写真も撮り損ね。

杖立川も綺麗だったんですが、道幅が狭く交通量もそこそこだったのであまり写真は撮れず。

~864km 斫石峠、 ~892km 田川伊田

だらだらと日田まで下ったら、間もなく北に進んで田川市方面へ抜ける斫石(きりいし)峠。 #当初しばらく砥石に空目していました
10km450m↑ほどと、本コースでは希少な長めの登りとなります。

ラーメンかと思ったら豚丼

序盤の筑前岩屋駅(後で調べたら駅舎がおしゃれ。てっきり旅館か何かかと思って通り過ぎちゃいました)あたりまでは道も綺麗で勾配も控えめですが、そこを過ぎると急勾配に。
また隣の集落を超えると、峠の後半は実質的な林道に。
動画も取ってたんですが、不慮の事故でデータが彼方に消えました。。

舗装は比較的悪くないですが、堆積物はまばら。
これまで綺麗な道が多かったので油断してましたが、むしろやる気が湧いたので出力を上げてサクサクっと消化。

下りは流石に慎重になりましたが、今回は峠を通して野生生物の気配が全くせず、その分精神的には楽できました。昨年GWの八戸1000とは大違い。東北さんも見習って
後で聞くとやっぱりこの峠は参加者間の評判が良く(悪く)、土地間のある方は明るいうちに抜けられるように計画していたそうな。

田川まで下り切ったらPC6 セブンイレブン田川伊田大橋店
時刻は23時ほどですが、下りの最中からかなり冷え込んできたため体が温まるものを補給。

~1034km ゴール(小串郷)

この先は小さな登りはあれど峠レベルはほぼないため、実質消化試合。
しかし気温が一時期5℃台まで下がる冷え込みを見せ、春夏装備では足りず軽い低体温状態に。

朝倉市に抜けるまでは休めそうな施設がほぼないため、適宜路上で休憩を挟みながらえっちらおっちらと進み、久留米まで行くと…

初めての資さんうどん! ちょうど少し前に千葉の八千代に出店したことで名前を聞き及んでいました。
24時間営業が放つ光に吸い込まれるように入店。
久々の休憩スポットということもあってか、近くを走っていたうぢちゃさんにも入れ違いでお会いしました。

そこからはしばらく筑後川沿いを夜明けまで抜け、最後の休憩を取ってゴールまで。


ということで、73時間弱でゴールとなりました。 ちょっと丁度いい写真がないので、ゴール受付辺りから見られる景色貼っときますね。

ゴール地点は温泉施設となっていて入浴券がセットでいただけるので、前後でゴールした方々と一緒に突入。
すぐ汗が流せるだけでも嬉しいのに、露天の景観も良くてついつい歓談しながら長湯を。



…とまあ順調っぽい空気を出してはいますが、大変申し訳ない事に最後に休憩を取ったコンビニに忘れ物をしてしまいました。
ゴール近くで気付いたため一旦ゴールしましたが、この後引き返して取りに行こう…としたら代表のご厚意でトランポいただくことに。
DNFの方々も一緒にお迎えし、諸々片付いてからコンビニまで回収に行き、ついでに佐賀駅まで。
お詫びについても「またこっちに来てくれればそれでいいよ」と、全くもって頭が上がりません。絶対また行きます。

…最近記事化したブルベ大抵この手の反省文書いている気がしますね。ほんとすみません…。


元々は帰りも長崎空港の予定でしたが、予定が狂ったため福岡まで特急で行き、新幹線で輪行帰宅。
時間と交通費はかかりますが、飛行機より輪行に神経使わなくていいのは楽でいいですね。

では今回はここま……おっと?



www3.nhk.or.jp


…………。。



はい。

爆睡してた間に見事に止まってますね。 昨年の岡山1300にて往路に使おうとしたサンライズが直前で大雨運休になっていたことを夜の東京駅で知ったときを思い出します。お家芸みたいで楽しい(楽しくない)ですね。

結局1,2時間くらい遅れましたが、なんとか終電前に家には帰れたのでセーフ。翌日仕事だったので安心しました。

では改めて以上となります。皆様(特に代表石川さん)お疲れさまでした&ありがとうございました。



あとがき

本BRMはAJ20周年記念動画用のロケ対象となっていたようで、スタート地点にAJ会長の高橋さんがいらっしゃって撮影いただきました。

www.youtube.com

ということで、この動画に長崎1000組もちょっと使っていただいています。嬉しいね。

BRM427長崎_ダイヤモンド1000km参加②

AJ長崎さんの、「BRM427長崎_ダイヤモンド1000km」に参加し、初日を鹿児島市内のホテルで終えました。
今回は2日目となります。

初日は以下
knog.hatenablog.com

2日目

鹿児島市内を出て桜島フェリーに乗り、佐多岬まで南下。
鹿屋まで折り返して日南へ向かい、海岸線に沿って都農までの323km。

理想を言えば40kmほど先の延岡まで足を延ばしたいですが、初日の到着時間が読めないことと、十分な睡眠時間の確保に加えて下振れた移動速度でのチェックイン時間を見積もるとこの辺りが無難と考えました。

また大隅半島を抜けるあたりまで雨予報となっていて、特に序盤は結構強くなりそうです。

374.4km 佐多岬

出発時間は事前にある程度考えていた気がしますが、すっかり忘れてしまったのでとりあえずepic ride weatherに入れていた時間に従って6時の桜島フェリーに。

朝の桜島を抜けていきます。
タイミングが悪いと路面が砂礫だらけという話ですが、今回は大丈夫なようです。

ついでに展望台の東屋も1箇所登ってみます。

ここまでは天候も崩れず。
ですが丁度桜島を抜けるタイミングでそこそこの雨が降ってきて、しばらくすると止みました。

ここまでは順調…と言いたいところですが、今日になってからEQUALのフロントブレーキがローターにやたらと擦るように。
垂水に着いた辺りで修正を試みますが、ローターとの角度がずれてしまっていたため、キャリパーの位置調整程度では足りずローターを六角レンチで即興で曲げるなど。
ひとまず音鳴りは消えましたが、ここに辿り着くまでに40分弱消費してしまいました。。

そこから南下して鹿屋を過ぎると、佐多岬からの復路の方とスライドするようになります。
しっかり寝たので多分後ろの方だと思うのですが、はてさて。

先頭らしき方とは佐多岬まで50km、ギリギリ分岐前くらいのタイミングですれ違い。とすると往復100km…結構離れてますね。

根占の道の駅でクラフトコーラを飲んだりしつつ、すれ違うこと2人、3人・・。

大体前方30km離れた位置あたりまでがボリュームゾーンでしょうか。

その辺りでは佐多岬に向けて起伏が強めになっていますが、基本的に道幅もあり路面もひどくはないので割と走りやすい。

そして佐多岬前のゲートを潜って佐多岬公園線に入り、なんか旧道っぽい方に回され…

なんか滅茶苦茶勾配ある坂を通されました。

距離は短いですが、ガーミン算出10%後半(なので実際はもう少しあるはず)あります。
ちょうど2月に走った伊東200のさつきの郷と同じくらいでしょうか。
写真?ハンドルにしがみついてるのでちょっと…。
地味に車通りがあるのが厄介ですね。ナビに騙されでもしました??

がっつり長距離用の装備のまま登りたくないなあ…と思いつつ、主催のニコニコ顔を幻視しながらPWRで殴ってクリア。

下ったら公園線に戻ってまた少し登って佐多岬に到着です。

ここの数キロ前で8人目にすれ違ったはずなので、おそらく最後尾確定。
後でもう一人いたらしいと聞きましたが、復路で誰かとすれ違った記憶もないので多分勘違いですかね?

~553.9km 宮崎

写真を撮ったあと鹿屋への復路への準備をしていると、丁度雨が振り始めました。

ただこれまで降ったり止んだりと忙しく、レインウェアの空気抵抗や熱のこもりも馬鹿にならないため上だけ羽織って出発。
まもなく本降りになったことで、先の激坂を雨の中往復ビンタ。
登り(反対側より少し短い)はまた気合で登り、下りは安全第一のフルブレーキ。

基本は同じ道を引き返すだけですが、雨は止まず本降りに。
今更下のレインウェアを着ても意味がなさそうなので、嬉しくないですが下はノーガードで。

一部の下りはガスが出ていました。

ちょっと欲をかいて本格的な補給は朝以来ご無沙汰していたので、行きがけに見かけて気になっていた「立神食堂」に突撃。
ホルモン焼定食(大盛り)をいただきました。

2人でのオペレーションということで提供までの時間は割と長かったんですが、この補給によってガス欠回復+次のPCまで大した追加補給なしで走るという、私の燃費で考えると驚異的なパフォーマンスを叩き出せました。

これ細かい要因分かったら今後に活かせそうですが、なんでしょうね?
ミリしらでさっと調べたものを鵜呑みにすると、炭水化物+タンパク質の合わせ技で持久系に好影響があるかも?みたいな説もあるようですが。


ひとまず鹿屋の分岐箇所まで戻り、また少し増えた起伏をこなしつつ日南方面へ。

その中間あたりで気になっていたこの場所へ。

志布志市志布志志布志 志布志市役所本庁・志布志支所

珍地名で知られる志布志。見てると目がチカチカしますね。
数日後にここを通った1900ではフォトチェックだったっぽい?

そこから海岸を抜けていって、ルートが引かれているけど実は通れない系ポイントの一つらしい日南トンネル。

分かりやすく迂回してね!と書かれているのでそれに従いますが、迂回路がかなり荒れていて、またトンネルが終わって車道に合流できる地点までも狭い歩道をしばらく進む必要があったため、正直走りづらかったです。

日南市街を掠める間に何か補給しておこうかな〜と店を探していたら、あれよあれよと再び海岸線に。

ジョイフルはあったので寄れば良かったんですが、何故かスルーしたので。。
戻るのも億劫で、ホルモンパワーもまだ残っていたのでこのまま行っちゃおうと進むことしばらく。

PC5 ファミリーマート宮崎橋通店に到着。

一応海岸沿い抜けるちょっと手前にローソンがあったので寄りましたが、形ばかりくるみ餅一個食べた程度。ホルモン焼すごい。

繁華街に立地していることもあり、最低限だけ補給して長居はせずにさっと出発。

~600km 都農

あとは宿までまっすぐ北上するだけなので特筆すべきところはなし。

強いて言えば、ここに限らず宮崎の道はこれまでと比べて路面が割と綺麗な印象を受けました。
九州西側はなんというか、一定間隔でちょっと荒れている…みたいな塩梅の道路が多かったので。

あとは北上に使っている国道10号はゆずり車線が頻繁に表れており、翌朝のトラックの通行量には注意が必要そう。

と考えているうちに、本日の宿であるホテルAZに到着。

三河安城で泊まったことある気がするなあ…と思いましたがあちらはABホテルですね。
関東近辺にはほぼ展開していないようですが、宿泊料金固定で安く、朝食付き。

鹿児島の宿も安かったので、GWにも関わらず今回の宿泊費は結構抑えられました。そう考えると九州遠征は結構良いですね。
その代わり毎度の楽しみだった温泉付きの宿を選ぶのはすっかり忘れてしまいました。。


で、1日を通してクランクのフィキシングボルトが緩んで左右に軽く動いてしまっていたので、袋の中で簡単に増し締め。

普段ホローテック用の工具は持ち歩いていないんですが、今回はたまたまフロントフォークへのライトマウントとしてrestrapのライトマウントを使っており、このマウントの根っこの部分がそれに対応していました。

本来使いたかったマウントの数が足りず暫定処置で搭載したマウントでしたが、素直に助かりました。

3日目に続く

BRM427長崎_ダイヤモンド1000km参加①

平日を挟んで前半・後半で2分されるようなカレンダーとなった2025年のGW。
その前半側で開催された、「BRM427長崎_ダイヤモンド1000km」に参加・完走してきました。

コース概要

sites.google.com

川棚町の小串郷をスタートして島鉄フェリー三和フェリー桜島フェリーとフェリーを3つ経由して佐多岬へ南下。
鹿屋まで戻って日南→延岡と九州東側を北上し、宗太郎→臼杵→久住高原→田川伊田→久留米→小串郷と戻る1030km(うちフェリー約20km)です。

<主催RWGPS>

標高的に高めの場所は1000mほどの久住高原と600mほどの斫石峠くらいと控えめですが、細かいアップダウンが多いため獲得標高は実測10000m前後と案外あります。

あとは序盤に連続しているフェリーのマネジメントが重要となりそうですが、九州は人生初で土地勘ゼロなので、あまり予定は固めずその場その場で判断しようかと。

裏開催の1560とかも面白そうだったんですが、有給や旅費を抑えられるのと、単純に九州を走ってみたかったのでこちらにしました。
岡山1000?いやちょっと帝国ホテルより豪勢な暮らしがしたくて…。。

前日まで

RWGPSは用意されていますが、あくまでキューシートが正であることとルートの簡単な予習にもなるので自分で作成・分割。ダウンロードには以下のスクリプトを使っています。

knog.hatenablog.com

スタート地点の近くには宿があまりないので、10kmほど離れたハウステンボスのホテルを取りました。
移動は長崎空港から佐世保方面の空港バスを。

国内線での飛行機輪行は初めて&ペラ輪だったのでちょっと不安でしたが、組立時に見た感じだと何ヶ所か塗装に軽い傷が入った程度で許容範囲。

羽田からの最終バスに乗ったのでホテルには23時近くの到着となり、すぐ近くに空いているコンビニもないのでその辺は翌朝に任せて就寝。

当日 スタートまで

ハウステンボス提携ホテルに泊まりながらも営業時間内に訪れることがないままスタート地点へ。
朝食はちょっと心許ないですがコンビニの菓子パンで済ませました。

出走者数が9人と少なく、また長崎さんの元々の気風もあってか和気あいあいとした感じ。
一方でブリーフィングはタブレットを使いながら交通ルールや安全走行の注意喚起をするなど本格的。

公式から写真お借りしました

その後は皆でタブレットを囲んで、参加者含む土地勘のある方々がルート上の自転車通行不可区間や迂回路を共有したり集合写真撮影をしたりと再び和やかな空気に戻って出発。

初日

初日の予定は鹿児島までの276km。

スタート時間を差し引いても短い距離ですが、次に泊まれる場所は約30km先の垂水。
距離的には丁度よさそうですが、何せ道中に2回(垂水まで行くなら3回)のフェリーを挟むので、その分のマージンを確保しました。
初めての桜島を夜通るのも味気ないですしね。

風は当然のように向かい風で、天草から先が少し強くなります。
雨はもしかしたら?という程度。

~92.1km 口之津港

ハウステンボスからの道中でも感じていましたが、あちこちに短いアップダウンがあります。
距離は短く勾配も程々ですが、勢いだけでは登りきれないくらいな塩梅の直登がメイン。
それこそPBPにも印象は近いでしょうか?

所々で長めの登り(あくまでその他の坂と比較して、ですが)もあったりするので、ホテルの安さ重視で諫早に前泊とかしなかったのは正解でした。

スタートから60km弱、雲仙に入るあたりでカステラランドという施設があったので立ち寄ってみることに。

長崎カステラの工場が併設されているようで、工場見学も可能(写真撮影禁止)でした。
軽く工場を覗いたあと実家に送る用のカステラを見繕って発送し、レストランは開店前のため軽食屋でソフトクリームを。

本当は小さいカステラとかが乗っかったカステラソフトを頼むつもりでしたが、注文を間違えて普通のソフトクリーム。
とはいえカステラなしでも十分美味しかったです。

その間に全員先に行ってしまったので、追いかけながら最初のフェリーターミナルがある口之津港へ。時間は確か11:50前。

次のフェリーが12:30で、前の便が11:30。
カステラランドに寄っていなければ前の便に間に合ったっぽいですが、まあそこは仕方ない。 というか12:30の便でもグロス20km/h超えてるので十分なペース。

このコースはアップダウンは多いといってもスピードを維持しやすいタイプで、信号や渋滞も少ないので全体的にグロスが稼ぎやすいようです。

近くにコンビニがないので、ターミナル内のうどん屋さんでご飯を食べたりしてから乗船。

この便には4名、前の便には3名が乗ったようです。

~156.6km 牛深港

フェリーに揺られて30分ほどで対岸の鬼池に到着。

聞いたところによると(自分で調べろ)次の牛深港のフェリーの時間は早くて15:20,その次が16:20。
15:20だと要求グロスが25km/h弱になり、加えて先の区間より登りと向かい風が厳しくなるとのことで、天草でご飯でも食べて大人しく後の便に乗ろうというのが皆様の見解。
それでも要求グロス17km/h以上なので油断はできませんが。

私も概ね同意見でしたが、先の区間でのペースを維持できれば間に合うかも?という気もしたので、あわよくばの精神で向かってみることに。

以前飛梅の参加者に聞いた気がする「おべんとうのヒライ」さんを天草市街に見かけて思わず駐車場内まで吸い寄せられましたが、口之津で補給したばかりなのと、15時台の便には確定で間に合わなくなってしまうので泣く泣く踵を返しました。

ここを逃すとコース上にもう現れなかった気がするので惜しいですが、またターミナルで40分待ちぼうけるのもちょっと…。

補給場所とか登りの強度とか何も覚えていなかったので、念のため天草市街を抜ける直前のコンビニで補給食を調達。ついでに暑くなってきたので予防的にロックアイスを背中に刺します。

…切羽詰まってもいないのに、なんで急ぐ身空で1kgも余分な重りを??

細かい事は置いておいて、後は無理のないペースで走りながら残り時間とにらめっこ。

登りと聞いてはいましたが、峠とかではなくただの長めの坂という感じだったので概ね問題なし。
後半に向かい風が出始めて雲行きが怪しくなりましたが、出航時間ギリギリ前に牛深港に到着。

牛深で券を買う時間はないけど対岸で買ってもらえれば大丈夫と係員に案内いただき、なんとか乗船することができました。

この便に乗っているのはほか3人。先頭に追いついたようです。
というか出走者の4/9人がこの位置にいるんですね。こわ。。

~約275km 鹿児島

天草で買った補給食をかじりつつ、再び30分ほど揺られて対岸の長島(蔵之元フェリーターミナル)へ。

まずは乗船券を購入し、先に出発していった皆様を追いかけるかーとターミナルを出た矢先。

のっけから登坂車線。中々の挨拶ですね。
しかし時間にはかなり余裕ができたので心も余裕たっぷり。
些細なものでも止まっちゃおう。

長島に入ってからもアップダウンは変わらずですが、より勾配のある直登が増えた気がします。

そして長島を出る直前にある道の駅黒之瀬戸で、これまでお預けだった海鮮を補充

…しようとしたら夕方だったためか刺し身などは全て売り切れていました。残念。


ここ黒之瀬戸は日本三大急潮のひとつに数えられるようで、対岸のルートから少し外れたところにうずしお展望所が。

うーん、、それっぽい場所はあるものの、これは渦潮と言えるか?ちょっと怪しい…

少し進んで人形岩。
左下の岩が人とかゴリラとかそんなっぽく見えるようです。

そこからは日も暮れて特筆すべき場所もなくなる(気づけなくなる)ので鹿児島まで一直線。

地元の食材を食べるのは諦めてすき家

そして22時には鹿児島市内のホテルに到着。
終日雨に降られることなく走り終えられました。

コンビニの注意書きがいかにも桜島近辺!という感じですね。


ところで鹿児島市街入る手前、快適だった国道を外れて急坂経由で城山トンネルに通されたんですが…?最短経路?アッハイ


2日目につづく

knog.hatenablog.com

RWGPS APIを使って複数ルート・ファイル形式を一括ダウンロードしてみる

ルートデータの作成・管理などの機能を有するサービスであるRide with GPS

こちらを愛用する上で地味に手間なのが、作成したルート複数件をそれぞれ必要なファイル形式毎にPCへダウンロードする作業。
この作業を前にすると毎度なかなか腰が上がらないので、折角なので自動化ついでに公式のAPIを使ってみようかと試してみることに。

はじめに

私はブルベなどを通して3桁km・4桁kmのライドを時折嗜んだりするのですが、その際のルートデータは今は全てRide with GPSで作成しています。

ridewithgps.com

それらのルートについて、大抵は一度全通しでルートを作成した後、チェックポイントやその日の宿などの目印を目安にルートを分割し、それぞれをサイコンへ格納して当日適宜読みこむ形をとっています。

分割しない派や最低限派の方々も散見される中、わざわざ分割しているのは以下などを考慮してのことです。

  • PCの場所が明瞭
    • ルートの終点=PCなので、近づいてから場所を確認する手間や見過ごしてしまうリスクを抑えられる。
    • 短距離・場所が自明などの理由で複数区間をまとめる場合、意識するのはその区間だけなので負担は少ない。
    • ただし分割忘れがあると見逃しリスクが跳ね上がる。(一敗)
  • 残り距離が分かりやすい
    • 目的地までルートの残距離を見るだけでよく、わざわざ計算する必要がないため脳に優しい。途中寄り道して総距離がずれても安心。
  • 区間単位でのコースの確認や振り返りが容易
    • 全体の高低図のみだとグラフの縦軸横軸ともにスケールが大きく細かい起伏が分かりづらい。
    • データ量的にもコンパクトになるので、次の区間の確認や後々の振り返りなどが行いやすい。
  • 1ルートあたりのポイント数を抑えられる
    • eTrexを使う場合、GPXの許容ポイント数に制限(10000ポイント)があるが、分割された距離ならば間引かずとも問題ないことが多い。 ※あくまで「多い」だが
  • ファイルサイズが小さいためサイコンの動作が安定しやすい(という願望込みの推測)
    • メモリに載せる量が減れば負担も減っているはず。
      少なくとも分割に加えて保存データの整理などをまめに行うようにしてから、前触れなくedge530が落ちることは滅多になくなりました。

とまあ長々挙げましたが、もちろん面倒な事もあります。

走行当日は分割の数だけ逐一新しいルートを読み込む必要がある程度で、これは休憩中の片手間で対処できるので余程急ぎでもない限りそこまで気になりません。

問題は準備面
第一に挙がるのはルートの分割そのものですが、私の場合はRWGPSの課金機能で分割…というよりは分割するために課金しているため大して困っていません。
無課金で頑張って2回引いていた時期もありましたが、流石に面倒なのとミスが怖いので。

そしてもう一つ面倒なのが、今回の主題となるルートデータのダウンロード
ファイルをローカルへDLしてサイコンに直接データを格納する場合、
現在のUIでは以下のステップを踏む必要があります。

前回と同じファイル形式でエクスポートする場合の一例:

  1. ルート概要ページを表示
  2. ○○ファイルをエクスポート
  3. (オプション選択)→ファイルをダウンロード
  4. 保存

前回と異なるファイル形式でエクスポートする場合の一例:

  1. ルート概要ページを表示
  2. ○○ファイルをエクスポート
  3. その他のフォーマット
  4. 保存したいファイル形式を選択
  5. (オプション選択)→ファイルをダウンロード
  6. 保存

私の場合、Edge用にfitファイル、eTrex用にgpxファイル(+身内用にgoogleマイマップを使う場合は全体版のkml)が欲しいので、
それぞれに上記の手順を踏むと案外手間がかかります。

さらにルート分割をすればするほど同じ作業が発生するわけですが、1200km越のLRMを100km単位で分ければ最低12分割…。中々に腰が重い。

ということで前置きが長くなりましたが、
この作業の自動化ついでにRWGPSが提供しているAPIを使ってみよう
というのが今回の試みとなります。

なおPythonを使ってスクリプトを作成していますが、これに関わる大半の要素への専門性を有していない当方が雰囲気で作ったものになりますので、致命的な欠陥以外は寛大な心でお目こぼしいただけますと幸いです。
Python何それという方向けに一応exeファイル込みのzipもGoogleドライブに置きますが、セキュリティの観点からあまり嬉しくないと思うので、各自環境を構築して実行できるようにしておくと安心かと思います。
(環境構築不要のgoogle colaboratoryというものもありますが、今回の内容だとあちらはあちらで色々調整が必要です)

頒布を想定して作ったわけではないので、その辺り不親切なのはすみません。。

RWGPS APIについて

公式のDocumentationに相当するページは恐らくこちら。

ridewithgps.com

ぱっと見READ、CREATEに相当する項目がいくつかある程度で、いわゆるAPIの成熟度は高くなさそう。
ユーザーやルート、ライドに関わる情報の取得やライドデータのアップロードなどに対応しているようです。

それぞれのURIについて、ページ上でサンプルを動かすことが可能となっています。

まずは自身のメールアドレスとパスワードを入力し、トークンを取得。

APIキーはリクエスト例ではtestkey1と直打ちされていますが、それ以外を使っても動きます。
トークン取得のたびにパスワードを送らなくてはならない事に少し抵抗を感じますが、大抵こんなものなんですかね?

トークンを取得するとページ下部に自動入力されるので、あとは試してみたい項目を選択してSubmitしてみればサンプルが取得できます。

スクリプトを作成する

基本的にはPython3.9以降の標準ライブラリを使っていきますが、サーバーとのやりとりにrequests、設定ファイル周りにconfigparserというライブラリを使います。
ログ出力とか細かなエラーハンドリングとかは作り込まず、気分に応じて標準出力します。

まずは全体。

##################################################
## API動作設定
## [api]
##    ├─ base_url:ホストURL(原則変更不要)
##    ├─ api_key:APIキー
##    ├─ api_version:APIバージョン
##    ├─ email:メールアドレス
##    ├─ target_user_id:ルート検索対象ユーザーID(自分が対象なら空でよい)
##    ├─ routes_offset:最初のルートから数えて〇件目以降を検索
##    └─ routes_limit:最大ルート取得件数
##################################################
[api]
base_url = https://ridewithgps.com/
api_key = 【任意の名前】
api_version = 2

email = 【ログインメールアドレス】

target_user_id =
routes_offset = 0
routes_limit = 500

##################################################
## 基本設定
## [common]
##    ├─ save_dir:保存先ディレクトリ
##    └─ target:保存対象プロファイル(同名のセクション([○○])を参照)
##################################################
[common]
save_dir = 【保存先ディレクトリ】
target_profile = 【セクション名のカンマ区切りリスト】

##################################################
## 保存ルート・ファイル設定
## [【任意のセクション名】] <- common.target_profileに出力したいセクション名を記述
##    ├─ name:保存対象ルート名(正規表現)
##    ├─ prefix:拡張子
##    ├─ query:パラメータ(例:reduce_to=10000&sub_format=track)
##    └─ sub_dir:格納先サブディレクトリ
##################################################
[sample1]
name = 【ルート名】
prefix = 【拡張子】
query =【追加パラメータ】
sub_dir = 【サブディレクトリ】

[sample2]
name = 【ルート名】
prefix = 【拡張子】
query =【追加パラメータ】
sub_dir = 【サブディレクトリ】
import getpass
import json
import os
from pathlib import Path
import re
import sys
from urllib import parse

from configparser import ConfigParser, ExtendedInterpolation
import requests
from requests.exceptions import RequestException

class downloadRoute:
    def __init__(self, configPath:Path):
        """コンストラクタ """
        self.ini = ConfigParser(interpolation=ExtendedInterpolation())
        self.ini.read(configPath, 'utf-8')

        api_config = dict(self.ini["api"])
        self.base_url = api_config['base_url']
        self.headers = {'Accept':'application/json'}
        self.params = {
            'apikey': api_config['api_key'],
            'version': api_config['api_version'],
        }

    def _connect(self) -> str:
        """トークンを取得し、成功したらユーザーIDを返す """
        api_config = dict(self.ini["api"])

        print(f"ログインメールアドレス:{api_config['email']}")
        add_params = {'email':api_config['email']}
        while True:
            add_params['password'] = getpass.getpass("パスワードを入力してください: ")
            query = parse.urlencode(self.params | add_params, encoding='utf-8')
            response = requests.get(f"{api_config['base_url']}/users/current.json?{query}", headers=self.headers)
            try:
                response.raise_for_status()
                break
            except RequestException as e:
                print(f"ログインに失敗しました。再入力してください。[Code {response.status_code}: {e.response.text}]")
        print("トークンの取得に成功しました。")
        user = json.loads(response.text)['user']
        self.params['auth_token'] = user['auth_token']
        return user['id']

    def _get_request(self, uri:str, add_params:dict=dict()) -> dict:
        """GETリクエストの要求 """
        query = parse.urlencode(self.params | add_params, encoding='utf-8')
        response = requests.get(f'{uri}?{query}', headers=self.headers)
        try:
            response.raise_for_status()
            return json.loads(response.text)
        except RequestException as e:
            print(f"{uri} -> {e}")
            return None

    def _download(self, uri:str, dir:Path, filename:str) -> None:
        """ファイルダウンロード """
        file = dir / filename
        data = requests.get(uri).content

        with open(file, mode='wb') as f:
            f.write(data)

    def _build_uri(self, routeId:str, prefix:str, query:str) -> str:
        """ダウンロード用URIの取得"""
        params = parse.parse_qs(query)

        # プライバシーコードを取得し、クエリパラメータに追加
        response = self._get_request(f"{self.base_url}/routes/{routeId}.json")
        if response['route']['privacy_code']:
            params['privacy_code'] = response['route']['privacy_code']
        query = f"?{parse.urlencode(params, encoding='utf-8')}" if params else ""

        uri = f"{self.base_url}/routes/{routeId}.{prefix}{query}"
        return uri

    def main(self):
        """メイン処理 """

        api_config = dict(self.ini['api'])

        id = self._connect()
        # ユーザーIDを取得
        user_id = id if not api_config['target_user_id'] else api_config['target_user_id']

        # ルート取得
        uri = f"{self.base_url}/users/{user_id}/routes.json"
        params = {
            'offset': api_config['routes_offset'],
            'limit': api_config['routes_limit']
        }
        routes = self._get_request(uri, params)

        print("------------------------------------------------")
        save_dir = Path(self.ini.get("common","save_dir"))
        print(f"出力先ディレクトリ: {str(save_dir)}")

        target = list(map(str.strip, self.ini.get("common", "target_profile").split(",")))

        for route in routes['results']:
            for profile in target:
                config = dict(self.ini[profile])

                if not re.compile(config["name"]).match(route["name"]):
                    continue

                uri = self._build_uri(route['id'], config['prefix'], config['query'])
                print(f"ダウンロード: {uri}")

                subdir = save_dir / config['sub_dir']
                if(not subdir.exists()):
                    subdir.mkdir()

                self._download(uri, subdir, f"{route['name']}.{config['prefix']}")
                print(f"保存完了: {route['name']}.{config['prefix']}")

if __name__ == '__main__':
    filename = sys.argv[1] if len(sys.argv) > 1 else "setting.ini"
    path = Path(sys.argv[0]).resolve().parent / filename
    target = downloadRoute(path)
    target.main()
    print("処理が完了しました。")
    os.system('PAUSE')

コード解説

ここの項は中身気になる場合だけ薄目で斜め読みする程度で大丈夫です。

といっても大仰なものを書くつもりは浅学を晒すだけなのでないため、簡単にAPI周りだけ。

処理フロー

大まかな処理の流れは以下。

  1. 設定ファイルの読み込み
  2. RWGPS APIトークン & 自身のユーザーID取得
  3. ルート取得先のユーザーIDを設定
  4. ユーザーIDに紐づくルートIDリストを取得
  5. 取得したルート群を古い順にループ
    1. 出力プロファイルごとにループ
      1. ルート名と正規表現を判定し、一致しない場合はcontinue
      2. ルートがプライバシーコードを持つ場合はダウンロード用クエリパラメータに追加
      3. 集めた情報をもとにダウンロード用URIを構築し、ダウンロード

以上のうち、RWGPSとのやりとりが発生する箇所を挙げていきます。

処理ピックアップ

RWGPSへのセッション構築&ログイン

ドキュメント通りにリクエストを行い、APIトークンを取得。
リクエストの中にログインユーザーのIDも入っているので、後続の処理のためについでに戻り値で渡します。

 def _connect(self) -> str:
        """トークンを取得し、成功したらユーザーIDを返す """
        api_config = dict(self.ini["api"])

        print(f"ログインメールアドレス:{api_config['email']}")
        add_params = {'email':api_config['email']}
        while True:
            add_params['password'] = getpass.getpass("パスワードを入力してください: ")
            query = parse.urlencode(self.params | add_params, encoding='utf-8')
            response = requests.get(f"{api_config['base_url']}/users/current.json?{query}", headers=self.headers)
            try:
                response.raise_for_status()
                break
            except RequestException as e:
                print(f"ログインに失敗しました。再入力してください。[Code {response.status_code}: {e.response.text}]")
        print("トークンの取得に成功しました。")
        user = json.loads(response.text)['user']
        self.params['auth_token'] = user['auth_token']
        return user['id']

apikey, version, auth_tokenはAPIリクエストで毎度必要となるため、扱いやすい形で置いておきます。

ユーザーIDに紐づくルートIDリストを取得

設定ファイルで指定・または自分自身のユーザーIDを対象に、User Routesからユーザーの保有するルートの一覧を取得。

        # ルート取得
        uri = f"{self.base_url}/users/{user_id}/routes.json"
        params = {
            'offset': api_config['routes_offset'],
            'limit': api_config['routes_limit']
        }
        routes = self._get_request(uri, params)

######################################################
######################################################
    def _get_request(self, uri:str, add_params:dict=dict()) -> dict:
        """GETリクエストの要求 """
        query = parse.urlencode(self.params | add_params, encoding='utf-8')
        response = requests.get(f'{uri}?{query}', headers=self.headers)
        try:
            response.raise_for_status()
            return json.loads(response.text)
        except RequestException as e:
            print(f"{uri} -> {e}")
            return None

各種パラメータはdictで列挙し、トークンなどの共通パラメータと一緒にurlencodeをかけてAPIリクエストに追加。
ルートは古い順で出てくるようなので、このままループで参照していきます。

ルートがプライバシーコードを持つ場合はダウンロード用クエリパラメータに追加

User Routesではルートの詳細までは取得できないので、Route Detailsを経由してプライバシーコードを取得。
設定ファイルで指定したクエリパラメータやその他情報と合体させてダウンロード用URIを構築します。

    def _build_uri(self, routeId:str, prefix:str, query:str) -> str:
        """ダウンロード用URIの取得"""
        params = parse.parse_qs(query)

        # プライバシーコードを取得し、クエリパラメータに追加
        response = self._get_request(f"{self.base_url}/routes/{routeId}.json")
        if response['route']['privacy_code']:
            params['privacy_code'] = response['route']['privacy_code']
        query = f"?{parse.urlencode(params, encoding='utf-8')}" if params else ""

        uri = f"{self.base_url}/routes/{routeId}.{prefix}{query}"
        return uri


集めた情報をもとにダウンロード用URIを構築し、ダウンロード

ここはAPIを使用せず(というかダウンロード用の関数が多分ないので)、ブラウザ上のダウンロードボタンのリンク先となっているURIをそっくりそのまま作成し、取得できた情報をダウンロード先にバイナリで書き込みます。

    def _download(self, uri:str, dir:Path, filename:str) -> None:
        """ファイルダウンロード """
        file = dir / filename
        data = requests.get(uri).content

        with open(file, mode='wb') as f:
            f.write(data)


設定ファイル解説

設定項目一覧

セクション キー 説明
api base_url Ride With GPSのURL。
変わることはほぼないはず。
api_key ツール実行時のapiキーの名前。
正直なんでもよい。
api_version APIの提供バージョン。今は2のはず。
email アカウントの登録メールアドレス。
target_user_id ルート検索対象のユーザーID。
自分で作成したルートの場合は空にする。
routes_offset 最初のルートから数えて【routes_offset】件目以降のルート【routes_limit】件を対象に検索する。
routes_limit
common save_dir 保存先ディレクトリ。
target_profile 出力したい出力プロファイル名。
複数ある場合はカンマ区切りで列挙。
【出力プロファイル】
保存したいプロファイルの数だけ作成し、それぞれにキーを設定する。
name 出力したいルートの名称を正規表現で指定。
prefix ファイル拡張子。
query 保存オプションを示すクエリパラメータ。
例)reduce_to=10000&sub_format=track
sub_dir 保存先ディレクトリ内のサブディレクトリ。
設けない場合は空でよい。


補足説明

target_user_id

自分以外の誰かが作って公開しているルートを保存したい場合に、そのユーザーIDを指定。

肝心のIDについては、そのユーザーのプロフィールページに飛んでURLを見るのが簡単です。
https://ridewithgps.com/users/【数字列】」のようになっていれば、その数字列がユーザーIDに該当。

オフセット値

各自のルート作成件数や分割件数などに応じて、routes_offsetやrotes_limitを適宜調整します。
古いルートからのカウントなので、数字が小さすぎると最新のルートが拾えないこともあるかも。

問答無用でoffset=0, limit=【大きい数字】のようにするのが正直楽かもしれませんが、先方がどの程度のデータサイズまで想定しているのかよく分かっていないので程よく小さく。
数百件とか程度であれば少なくとも大丈夫そうです。

出力プロファイル

出力したいファイルの保存形式ごとに、セクション(角括弧([])で囲われた部分)を作成。

作成したプロファイルのうち、実際に出力したいもののセクション名をcommons.targetで指定。
複数セクションが対象の場合は、「a, b,...」のようにカンマ区切りで記述します。

name

今回の設定値のうち恐らく一番馴染みが薄いであろうのが、ここで指定する正規表現というもの。
ざっくり言うと、文字列の照合にあたって「完全一致」、「部分一致」よりも更に柔軟な検索を可能とする記法です。

その分使いこなそうとすると小難しいので、よく分からなければ文字列の前後を挟むように魔法の言葉「.*」あたりを入れましょう。
「.*hoge.*」のように書けば、hogeという文字列が部分一致するルートが引っかかります。

ただし検索文字列に記号が入っている場合、記号の直前に「\(or ¥)」が必要となることもありますので、上手く動くか不安な場合は以下のような正規表現チェッカーを活用してください。
正規表現チェッカー | WEB ARCH LABO

query

保存したいファイル形式に付帯する各種オプションを指定するための文字列をクエリパラメータ形式で格納します。
対応する文字列は、WEB上でのファイルダウンロードボタンが示すURLから取得できます。

例えば上記例のルートを「GPXトラック (.gpx)」で、「10000地点まで減らす」にチェックをつけて保存する場合、以下がダウンロードURLになります。

https://ridewithgps.com/routes/【ルートID】.gpx?privacy_code=【プライバシーコード】&reduce_to=10000&sub_format=track

今回必要な情報は、ルートIDの右側にある「?」以後。
複数の「【キー】=【値】」を「&」で繋いで記述されています。
ただし、このうち非公開のルートに割り当てられるprivacy_codeはルート毎に異なるため、reduce_to~trackの部分をqueryの値として格納してください。
なお非技術者向けの補足になりますが、エスケープシーケンスは考慮不要です。

記述方法・例

今回のスクリプトでは、設定ファイル読み込み時の補完ハンドラにExtendedInterpolation()を指定しているため、セクションを跨いで設定値の流用が可能です。
…と言ってもよく分からないと思うので、以下に例を示します。

〜〜〜
[common]
save_dir = 【保存先ディレクトリ】
target_profile = fit_param, gpx_param, kml_param
〜〜〜
##################################################
## 保存ルート・ファイル設定
## [【任意のセクション名】] <- common.target_profileに出力したいセクション名を記述
##    ├─ name:保存対象ルート名(正規表現)
##    ├─ prefix:拡張子
##    ├─ query:パラメータ(例:reduce_to=10000&sub_format=track)
##    └─ sub_dir:格納先サブディレクトリ
##################################################
[common_param]
name = 定峰200
divided_route = ^\d+_.*${name}.*
whole_route = ^BRM.*${name}.*

[fit_param]
name = ${common_param:divided_route}
prefix = fit
query =
sub_dir = fit

[gpx_param]
name = ${common_param:divided_route}
prefix = gpx
query = reduce_to=10000&sub_format=track
sub_dir = gpx

[kml_param]
name = ${common_param:whole_route}
prefix = kml
query =
sub_dir =

この場合、出力するプロファイルは【fit_param, gpx_param, kml_param】の3つ。
うちfit, gpxは分割ルート、kmlは全体ルートのDLを想定しています。

プロファイル固有の設定項目もありますが、ルート名なんかは共通の箇所が多いので、[common_param]というセクションを別途作り共通の設定として参照しています。

この例であれば、コアとなるルート名は「定峰200」。
正規表現の解説は省きますが、分割ルートであれば「【分割連番】【任意文字列】定峰200【任意文字列】」、全体ルートであれば「ALL【任意文字列】定峰200【任意文字列】」のような名前のルートを拾うようになっています。

サブディレクトリの設定もしているので、例えばfitであれば「【保存先ディレクトリ】/fit」の中に格納される形ですね。

この辺を設定して実行すれば…

無事DLできました。

注意点

動作確認

とりあえず本番投入したけどファイル壊れていました!となると怖いので、一度ルートを読み込んで概要やキューシートの表示、なんなら試走などして確認しておくと無難です。
私は私の技術をあまり信用していないので、今のところ毎度取り込みを確認しています。

日本語ルートのfitファイル化

fitファイルをローカルに一度DLしてサイコンに入れる場合、ルート名の日本語部分が「---」のように置換されてしまいます。
これはこのツールに限らず、ブラウザ上でDLする場合も同じ症状が起こります。

この件ですが、どうやらサイコンの処理関係なく、ローカルにDLしてきた時点で既に内部情報がそうなっているようです。
見る場所合っていればですが。

一応頑張ればツール拡張して後付けで修正できそうですが、面倒そうですしクリティカルな問題ではないので、ひとまず放置しています。

試してないんですがtcxとかだと大丈夫だったりするんですかね?
ファイルエンコードの問題だと思うので多分駄目でしょうけれど…

【ブルベ】 BRM222西東京200km伊東(+オプション完走) 参加

主催「オプションコース全部通る人はいないと思っていた

AJ西東京さんの2025年1本目、 BRM222西東京200km伊東に参加してきました。
ついでにオプションコースとして提示された全3コース、計24kmも完遂です。

少し急ぎ足だったのと冬用手袋でスマホ扱うのを面倒くさがって写真を全然取っておらず、またアクションカメラも持っていかなかったので、今回は文字ばかりです。

コース概要

ajnishitokyo.org

西東京お馴染み、町田の根岸からさわ公園をスタートして大磯まで南下。
R1経由で伊豆半島に入ってトンネルを迂回しつつ、伊東の汐吹公園で折り返し。
復路は根府川駅に向かう以外は往路と大体同じ。

<主催RWGPS>

標高が高い部分こそないものの、伊豆半島の細かいアップダウンで案外と獲得標高があります。

ただこれだけだとすぐ帰る人も出るよね、という事でオプションコースを都合3つほど用意いただいています。

  1. 真鶴半島(8km/220m)
    往路の真鶴駅を東に折れて先端付近まで。
    自然公園を抜けた先、箱根ジオパークの看板がフォトチェック。

  2. 湯河原梅林(7.7km/200m)
    復路の湯河原近辺から内陸へ向かい、現在「梅の宴」開催中の湯河原梅林へ。
    入場券を取得し、園内を押し歩いて通過します。

  3. さつきの郷(8km/442m) 湯河原梅林に向かうための分岐点から正規ルートに復帰して間もなく、再び内陸へ向かって標高450mにあるさつきの郷、友逢の鐘へ。
    …まだサツキの開花には早くないですか????ナンデダロウ


3つ合わせておおよそ24km。正確にはさつきの郷の復路は正規ルートを2kmほどショートカットして復帰するので、増加分としては22kmほど。
無料増量オプションなので制限時間は据え置き。

折角だし貰えるものは貰っていこうねという事でルートは全て通るものを作成し、時間の余裕があれば全コンプを狙ってみます。

ちょっと寒いものの、天候も珍しく安定基調。

前日

スタート地点が近場の自走圏内なので、ルートだけ早めに用意して後の準備は前日仕事後の夜。

まあ200だし馴染みある区間も多いから大体なんとかなるべ、とぽいぽい準備。

ただ自転車についてはまだブログ化前ですが、昨年末に普段使い・山岳決戦用の短中距離フレームとしてARGON18のディスク車を生やし、昨年までメイン機だったKUOTA号は今期から室内用にコンバートしています。

そうなると現状長距離用の車体の持ち合わせが無く、でも室内機をまた持ち出すのは面倒なので使うのはアルゴン。

ブルベ視点ではちょっとポジション攻め気味だったりサドル薄かったりするのですが、月初に出ていた追い風400もこれで走れたりはしたので大丈夫でしょう。 ついでにオプションコースの登りを意識して荷物少なめ、サイコンもedge1台のみの軽装に。

ただしミラーを付けていないので、そこはリアビューレーダーで代用します。

ただこの辺の油断のせいで後ほど困ることになりました。

スタート前

前日夜まで仕事して準備してなのでちょっと睡眠時間が寂しいですが、近場の自走なので特に早起きもいらず布団峠だけ超えてスタート地点へ。

時間まで暇なのでご近所の皆様のラジオ体操に混ざろうとしたんですが、悲しきかな他のブルベ時にちょろっと混ざった時以外ろくに経験がないので、内容を全然覚えておらず。
途中から追うのを諦めて普通のストレッチに切替(´・ω・`)

ブリーフィングでは初ブルベの方が結構な割合挙手されていてほっこり。
今回は天候も割と安定しそうだから楽しんでいってね!

その後は知り合いに挨拶したりしつつ後ろの方からスタート。

オプション①+折り返しまで

毎度ながら序盤の団子にはあまり入りたくないため、心拍数を上げて早々に離脱。

抜け出した後に追いついてきた方が初ブルベらしいので色々聞いてみたい所ですが、流石に信号待ちの時間だけでは限界が。
時々他の方が間に入ることもあって、それに気づかず会話が空振りしたり(一敗)。

ペースを上げて一人旅を目論むものの、全体的に渋滞していて中々進めず。

R1を抜けるまでは道が広くないのもあってすり抜けは避けていましたが、早川口を超えて伊豆半島に向かう道がオプション抜きでも完走が危ぶまれるレベルで洒落にならない渋滞だったので、流石に無理のない範囲で解禁。
日中は大抵混んでいるイメージですが、今回は連休初日かつ梅のシーズンというのがさらに拍車をかけたように思えます。

なんとか真鶴駅まで着いたあとは正規ルートから外れてオプション①の真鶴半島へ。
ちょっとしたアップダウンを挟みつつ散策に丁度良さそうな雰囲気の自然公園を抜け、10時ごろにフォトチェックに到着。

この間は渋滞からも解放され、悪くない気分転換になりました。
ついでに岬の先まで行けば良かったんですが、後半のオプションや渋滞にかかる時間が読めなかったのと、それらに気を取られて単純に失念していたのでそのまま正規ルートへ折り返し。


以降は伊東に向けて南下。
今回通る伊豆半島区域は定期的に公衆トイレや水道が設けられており、小休憩や給水に事欠かないのはありがたいところ。 熱海近辺はトンネルの迂回路を通れるので、そこで一息つきつつ近くにいた参加者と一言二言。

最後の迂回箇所である網代漁港近辺のコース上には、凄まじい吸引力で参加者を吸い込んでいる「菓子舗 間瀬」さんが。

営業時間内に来るのは初めてだったりしたので、自分もお邪魔していちご大福をいただきました。
というか全員いちご大福を頼んでいるので、会計する前から食事用のテーブルに大福がスタックされていました。手慣れてる…

序盤で少し会話していた初参加の方や、偶然神奈川のAJPを走っていた方などと同席。全員PBP未経験だったためその辺りの話が中心に。
最近会話する方々は当然のようにPBP経験者だったり富士ヒルゴールド予備軍みたいな超越者だったりしてどうもその辺の感覚が麻痺気味だったので、ちょっと新鮮。

席数は限られているので、食べ終わった頃にちょうど来店されたTonyさん達と入れ替わるようにして退店。
朝に姿を見つけられず挨拶し損ねていたので、お会いできて良かったです。

再出発後は強くなってきた風を耐えつつ、12時前に折り返し地点の汐吹公園へ。

ここでも及ばすながら、真鶴同様に遊歩道を歩いたりせずにちゃちゃっと折り返し。

オプション②+オプション③まで

基本的に来た道を引き返すだけなので、往路同様に風に耐えつつ北上。
ただ次々と反対車線で往路進行中の参加者たちとすれ違うので、そのたび手を振ったりできるのは往復型の良いところですね。

観光ついでならば海鮮でも食べておきたいですが、ここでもオプション②以後を重視して湯河原のすき家でささっと。

食べ終わってよし湯河原梅林行くぞと店を出たら、いつの間にかがちらついていました。

(まだまだ控えめな降雪量だったので特に写真等は撮っていません)

これまでの会話の中で「雪が降るかも?」とは聞いていたので衝撃は特にないのですが、オプション③のさつきの郷で路面に影響が出ると厄介。

ひとまずそれはその時考えるとして、一旦オプション②の湯河原梅林へ。


ところで話は変わりますが、主催HPには以下の記載があります。

  • RIde with GPS オプションコース図
    • 真鶴半島コース 1/13 ★真鶴半島をぐるっと一周する平坦基調のコースです
    • 湯河原梅林コース 1/13 ★当日は湯河原梅林「梅の宴」開催中。少し上ります
    • さつきの郷コース 1/13 ★標高約450mからの眺望は抜群です。コースの一部で激坂を上ります

この「少し」ってなんでしょうね?

その謎を調べるために湯河原の奥地へ向かいましたが、局所的に10%前半台の勾配区間もあったような。
これは激坂ではないんですか?…違う??……そっかぁ………。
ついでに真鶴も実測で8km150弱登っていたらしいのですが…(最大標高でいえば)平坦……??アッソウデスネ……。

とはいえ個人的にはいい気分転換だなーくらいな塩梅で楽しんでいましたが、サイクリスト構文(ランドヌールver.)に慣れていない方はお気を付けをば。


閑話休題

湯河原梅林では事前の触れ込み通り梅の開花に合わせ、湯河原地区を巻き込んだ「梅の宴」が開催中。

肝心の梅は五分咲きとのことですが、到着の14時前時点で車の出入りは割と多かったです。
雪は登っている最中に止みました。

※もう少し後の時間帯だと降雪があったらしく、雪中の梅見ができたようです。

電子マネーで入園料を支払い、園内を押し歩き。
SPDだとこういった時に楽々です。その割に岬を歩いたりしていませんが

別の入場口から出るための動線上では、出店やら日本舞踊の舞台公演やらが賑わいを見せていました。

炭火焼くるみ味噌だんご

思わず隅々巡りたくなりますが、時間の都合や押し歩いている自転車もあるので、表面だけさらってまた今度の機会に。

下りの途中で

下りの終盤、やたらと減速・徐行したり走行レーンが安定しなかったりして一切行動が読めないBMWが前をのろのろと走っていてかなり冷や冷や。


正規ルートに戻ったら間もなく1kmほどでオプション③のさつきの郷への分岐。
あれ湯河原梅林への分岐を僕の目の前でスルーしていったそこな御方、ご一緒に③いかがですか③タノシソウデスヨ…くっ分岐までに追いつけない、無念…

気を取り直してさつきの郷、軽く試走報告を見た時の記憶だと全体を通して急勾配なものの、前半2kmは気持ち控えめで後半2kmが本番だったはず。

…という認識でしたが、登り口から14%級の勾配が頻出。
ただ既に記憶が怪しくてあやふやですが、勾配緩む箇所(といっても最低6%とかですが)も案外あった気がするので脚を休めることはできていたような。
住宅街を通りますが、車の台数はそこまででした。

そして前半の住宅街を抜け、本番とされる後半。
前半より勾配が緩む箇所がかなり減って、割とコンスタントに14%以上の勾配が求められます。
20%以上になる箇所もあると聞いていましたが、こちらのサイコンでは最大18%くらいの表示でしたかね?

とはいえ自転車が山岳仕様寄りだったことも幸いしてか、基本となる14%区間を無理ないギア比で回せたので、キツい区間さえ少し踏めば割となんとかなりました。

登り切ったあと少し迷子になりつつも、14時半ごろ無事にフォトチェックの鐘を発見。

眼下に見えるのは真鶴半島でしょうか?登ってきただけあって恋人向けのスポットで一人自転車の写真を撮っていることを考えなければ悪くない眺望です。

下りは安全第一というか普通に自信がないので9割ブレーキング。これが躊躇いなくできるのはディスク車の利点ですね。
途中また雪が出始めていましたが、特に路面に影響はなかったので多少舗装が荒い程度で支障はありませんでした。

住宅街前まで戻ったら往路とは違う道を下り、根府川駅までの登りの途中に合流。

ゴールまで

根府川までも少しだけ登りますが、オプション②、③の登りを経て脚に刺激が入ったり下りで休めたりしたのか、特に疲れもなくむしろ元気寄り。

その勢いのままえいやーと根府川駅まで。
大体15時過ぎ。

観光客が多かったので脇から

駅で待機いただいていたスタッフの方々にみかんをいただきました。ビタミンビタミン。

お手洗いなどを済ませてから出発して間もなく、少し前を先行されていたMotoさんに追いつき、後ろで楽させてもらってます〜という清々しい声を聞きつつ次の大磯のPCまで連れていきます。
交通量ある区間なので元々速度は出ませんがしれっと先頭固定(ヽ´ω`)


手短に補給を済ませて出発しようとした際にコンビニをスルーしていった方を見かけ、初参加者の見落しだったら不味いなと一応追いかけて確認したら別ブルベだったようで一安心。

ただ大磯から先しばらくコースが被るみたいで、走っていると気づいた時にはそちら側の出走者に後ろをつかれていたことも。
これって規約的にはアリなんだっけなあと思っていたら、色々あって繊細になっているSRAMのFDが丁度?ファッ〇ンチェーンが落ちたので、停止を口実に先に行かせたり。


そんな事を挟みつつ一人で悠々帰ろうとしましたが、残り30km弱で不意にサイコンのバッテリー残10%アラートがなる緊急事態が発生。
まだ導入したてで様子見しているレーダーですが、どうも交通量が多すぎるせいで尋常じゃなくサイコン側のバッテリーを喰ったようです。

月初に400を走った時の消費量からして今回は不要だろうという判断から拡張バッテリーもモバイルバッテリーも持ってきておらず、Etrexも要らないよねとサイコン1台のみ。

ピンチはピンチですが、この状態でバッテリーセーブモードに移行したガーミンは強いと知っています。

レーダーさえ切れば君はまだまだ闘えるはず。
頑張れ!!!



結果10km経たないうちに置物化しました。


いくら何年も使ってバッテリーが弱っていたり雨で気圧高度計が不安定になるとはいっても、10%10km未満は流石に…。

とはいっても現状ないものはないので、一旦そちらは放置して久しぶりのキューシート走。

紙の印刷もスマホマウントも用意していないので信号待ちなどを使って直近のポイントを叩き込み、距離は勘とルート作成時の記憶を頼りに。
あとは近くを走っていた方が追い付いてきた際に都度位置を教えていただきました。その親切にこの場を借りて感謝を。

そんなこんなで10kmほど、都合数度も曲がらないうちに試しにサイコンを起動してみると…

復活しました。残10%から消えるのが早すぎたので逆サバの可能性に期待していましたが、いい感じに転がったようです。
しかも復活当初の残量は16%とその表記を信じるならばゴールまで十分な数値。そもそも何故一度落ちたのかと言われると…うーん。

先の位置を教えていただいていた方にその旨やお礼を伝えたりしつつ、往路から分岐して座間基地を横切るようなルートを通ってゴール地点へ。

毎度ながらの歓迎の看板と、会計時にお茶をいただきました。
いつもありがとうございます。


落ち着いたら近くのケルビムの工房に向かってゴール受付。

12時間弱でのゴールです。
この辺りの時間帯だと人がいっぱいで賑やかですね。

そして・・・

オプションのスタンプコンプリート!嬉しいですね。

この時点での全通完走者は、少しだけ前に到着された方と自分の2人。
(ただもう一方については親近感が湧く一方で走り方にちょっと思う所が…。ままならないですね)

この時点では大抵の方はオプションが最大1箇所で、人気度は「真鶴≒湯河原梅林>>>>>>さつきの郷」といった様相とのこと。
真鶴>>湯河原梅林になると思っていましたが、そこまで差は出なかったようです。さつきの郷?愚問。
まだまだ帰ってくる方はいるので、もうちょっと後の結果を待つとこの辺も変わっているかもしれませんね。


最終的な割合は気になりますが、続々来るゴール受付に場所を譲るようにして退散。
自走で自宅に帰ってアクティビティを終了。ログを保存する瞬間にサイコンが再び力尽きました。無茶しやがって


というわけで今回は以上。皆様お疲れさまでした。

RM710三海 1300km 参加 ④

自転車乗りに来たのか水遊びに来たのか時々考えさせられた、AJ岡山主催のLRM 「RM710三海 1300km」に出走・完走してきました。

負債の蓄積により3時間ほどの遅れをもって3日目を終え、残るは最終日。
ルート的には消化試合となりそうだが果たして…?

今回は全体的に写真少なめです。

前回はこちら

4日目のルートと出走前の予報


ゴール地点の岡山までの310km。
標高としても300m,600m級をそれぞれ登る程度で、この4日間で最も登りが少なく平坦な区間が多いです。

天気予報は2日目、3日目の天気からしてもあまりアテにはならないと思われるので、参考程度に。

〜通過9 1097.9km

元々は8時出発想定でしたが、予定をずらして8時ごろ起床。
最終日は宿のチェックイン時間を気にする必要がないため、PCクローズに間に合う程度の時間なら問題なし。

本ブルベ最初で最後のホテルごはん。
ビュッフェ形式は食べられる量もそうですが、コンビニや軽食中心だと食べるものが偏りがちなので、そういった点でも嬉しい。
地域の郷土食などが出るとなお良し。

ゆっくり食事をしてから準備して、9時ごろ再出発。
雨は降っていますがまあ至って普通の雨くらい(当社比)。

トライアスロンは7時~競技開始と聞いていますが、ちらほら米子に戻る人たちも見えます。スイムだけ出たとかですかね?
出走前は軽く覗いていこうかなーと思っていましたが、バイクのコースを把握していないのと見学時間は睡眠に溶けたため止めました。

しばらくはホテル補給分のみで走るつもりでしたが、思うようにペースが上がらなかったうえ雨の強さが安定しなかったため、東郷池までの60kmで3回も数十分の休憩。
まだ初日の水没が頭の片隅に引っかかっているため、リスク回避の安全策も兼ねています。

うち2回はコンビニ休憩も兼ねましたが、残り1回はバス停避難。
初日を彷彿とさせる気持ちの良い(良くない)降りっぷりです。

今回雨対策にノーマルのテムレスを使用していましたが、耐水圧を突破したのか中まで浸水。
浸水は初日から見られていたので、いっそテムレス二重などにするべきだったかなあと後になって思いました。

東郷池、燕趙園近くでの休憩が終わるころに一度雨が止み、以後鳥取まで。

途中で因幡の白兎に由縁する白兎神社の傍を通るようで、道の駅の名称も「神話の里 白うさぎ」。
あちこちにうさぎプッシュがされていてかわいい(が写真がない) 。

施設が道路右側かつ、これまでに休憩を挟みすぎてしまったのでまた休憩するのはな~とスルーしてしまいましたが、やっぱり神社の立ち寄りはしておきたかったですね。。
※結局ほんの少し先のコンビニで水分補給したので、その点でもちょっと勿体ない

全体的に路肩が狭く交通量の多い道で、車に流されるように走ってしまったため、各所で写真を撮り損ねてしまったのは失敗でした。

鳥取市街を抜け、鳥取砂丘

こちらも中に入ってみても良かったんですが、同様の理由で外からちょっとだけ。
加えて情けないですが、どこから入れるか・どんな施設があるか・どの辺りで写真が撮りやすいかなどのリサーチ不足や、連休中日のアクセスの良い観光地の圧倒的な人の密度に引け腰になった節も少なからずありました。
昨日まで通ってきた観光地・景勝地は大抵立地やら天候やら時間帯やらで人が少なかったのでギャップがね……。

鳥取砂丘を抜ければ間もなく通過9 ローソン 道の駅きなんせ岩美店
時刻は15時半過ぎと、参考クローズ17:35に対して2時間ほどの貯金です。
こう見るともう少し攻めて観光に振る時間もありそうでしたが、小心者にはこれが限界。。

ただここまで来れば、再出発時刻基準で最後のPCのクローズまで37km/4.5hほどあるので、余程のことがない限りは問題ないはず。
距離はまだ200km残っていますが、気分はもうウイニングランです。
フラグじゃないよ。 初日…?……はい………

〜PC3 1134.6km

ここまでペースが上がらない事を嘆いてきましたが、どうやら身体的な疲労だけが原因ではなさそうです。

正直これに関してはあまり記憶がなく、当時の投稿も中途半端な匂わせだけで微塵も参考にならないのですが、確か泥除けが走行の振動でタイヤと接触とかその辺りだったような気がします。
書いてある通り復路しまなみでペースダウンし始めたあたりで違和感を感じて確認はしましたが、無負荷状態だと接触しないので問題なしと判断していました。
どちらかと言えば、ひたすら雨の中を走った後潮風を大量に浴びたのでベアリング周りとかを疑っていた感じです。
なので影響の程度はともかく、当時から泥除けの問題を抱えていたのならば500km弱そのままだったという事になり得ます。これはひどい

実際これを解消した前後で多少巡航が楽になったので、その勢いでこの日前半の登りに突入。
標高は400m弱で距離も短いですが、その分勾配がそこそこ。

雨宿りするネコチャン

下りを終えて市街地に入る頃には本降りになっており、この後さらに悪化することは目に見えていたので、今後に向けて雨対策をすることに。

100均で融着テープを購入。これでライトをぐるぐる巻きにして水を防ぐ算段です。
本当は廃チューブなどで覆えればスマートな気がしますが、入手も出来ないし丁度いいサイズもぱっとわからないので…。

もう最終日で充電の必要もないので特に問題もないでしょう。

それが済んだらPC3 ファミリーマート 道の駅かわはら店へ。
100均周りで時間を使いましたが、参考クローズ20:40に対して19時前の到着です。

着くころには雨脚がかなり強くなっていましたが、道の駅の店舗だったため屋根の下のテーブルをお借りできました。
しばらく大雨が続きそうですが、ある程度長居する分には問題ないのでこれ幸いと雨宿り。

どんどん雨が強くなる中、20分ほど経ったあたりでTonyさんも来られました。
もう一人後ろにいるかも?という噂も前の通過チェックで聞きましたが、多分ここらが最後尾のはず。

そして大朗報!



復活のVOLT。

道中いただいていたアドバイスをもとに色々試したおかげでしょうか。
バッテリーこそ充電できていないので残容量据え置きですが、水没していた2本とも復活です。

初日に並ぶ大雨&ナイトライドを控えたこのタイミングでの復活。
序盤にフェードアウトしたキャラが最終章で復帰するような非常に胸熱な展開ですが、そもそも論で今回の苦労の大半が水没に起因するマッチポンプ的あれそれである事を思い出し、何とも複雑。。

とりあえず…融着テープ、巻こうか?

心強い(はずの)仲間が帰ってきたところで、肝心の雨ですが………

泣いちゃった。

~通過10 1199.3km

1時間ほど待ったところでPCの参考クローズタイムに差し掛かったため、雨は依然強めですがタイムリミットと見て再出発。

もはや川と化している路面の中、再び強くなっている気がする雨をかき分けつつ進行。

岡山県境にある右手峠の手前でまた酷くなったので高架下で一時待機。

ピークが過ぎたら右手峠へ。雨も相まって視界が悪くなりそうなので、400NEOと800NEOを普段滅多にしないダブル最大出力へ。
復活したからには存分に働いてもらいましょう。



なんも見えんが。

雨と霧のカーテンのコンボで、どれだけ光量を上げようと「なんか眩しくなって雨粒よく見えるね」くらいで有効視野が非常に狭い。
ついでに路面も荒れ気味。

幸いにもこの峠は道路端に視線誘導標らしきものが高密度で並んで光を反射しており、それのおかげでなんとか進路を把握することができました。
とはいえ側溝が怖いので走行帯は真ん中寄りですが。。。

終始こんな状態で登り続け…

やっとこさ帰ってきたよ岡山県

三星山?

峠を超えるとこれまでが嘘のように雨が止んでいき、程よく走りやすい下り基調だったのもあって、これまでの鬱憤を晴らすように快走。
気持ち的には多分この区間が4日間で一番元気でした。

段々と見かけるようになってきた前走者を何組かキャッチアップしつつ、通過10 セブンイレブン 美作湯郷温泉駅前店に到着。
どうもボリュームゾーンに追いついたようで、いっぱいの人がいました(雑)。

26時の参考クローズに対して23時前着。かなり余裕ができました。

~通過11 1285.0km, Finish 1305.9km

ここからは瀬戸内海にぶつかるまで70kmほど吉井川沿いをひたすら下っていきます。
途中ちゅぴさんと一緒に走る時間もありましたが、色々とあって途中でお別れ。

大半は(若干の)下り基調で天候も安定していたため特筆すべきことはなし。ブログやSNSのネタになりそうな事柄を思い返しつつただ淡々と距離を消化。
下りが終わって市街地付近に入り、そこから延々と続く河川敷をいつ終わるんだろうなあ、なんか光景デジャブるけどどこだったかなあと思いながら抜けきった所で、最後の通過チェックの セブンイレブン 玉野田井3丁目店

参考クローズ朝9時頃に対して到着5時頃。
残り距離は20kmなのでここから先は真の消化試合です。

そこから一気にゴールまで…と行きたいところですが、鳥取側での雨天走行なども響いてか消耗が見られたため、焦らず道中のコンビニに立ち寄って一度休憩。

そこからは最後の難関?岡山の魔の用水路に注意を払いつつ、ゴール地点となる セブンイレブン 早島バイパス店 に到着。

これを以て104時間と50分弱での完走となりました。

帰宅

時刻は朝7時と温浴施設を頼るのも微妙な時間だったため、ゴール地点で少し話したあとは輪行岡山駅へ戻り、我らが快活ホテルでシャワーを浴びました。

その後は祝勝会がてらグルメを満喫…でも良かったのですが、溜まりに溜まった自転車の汚れに耐えられず、急ぎ足ですが昼前には岡山を出立。

せめてもの駅弁

そして数時間かけて東京に戻ったら、

その足でラバッジョ直行 & 並行してコインランドリーで洗濯。
だから営業時間内に東京へ戻る必要があったんですね。

この手のサービスで後々のケアを怠ったことでベアリングの腐食を招いたりしたことも少なからずある( n\text{敗}\mid n\in \mathbb{N})のですが、今回ばかりは迷いなし。
ついでに引っ越しで遠くなったために埃を被っていたいた回数券の消化もできました。

直前の状態を撮っておけば良かったかもですが、積もり積もった数々の汚れを落としてすっきりさっぱり。

葛西駅前のサイクルツリーはいつの間にか一時利用できなくなっていたので、その後は寄り道せずにさっさとお家へ帰宅。

地元で一人祝杯して今回の遠征は終わりとなりました。
めでたしめでたし。




あ゛っ゛

………………。

後日有り難いことに郵送いただき、またブルベカードも帰ってきたことで真の終わりとなりました。
もう足向けて寝られませんね…。

おわり

RM710三海 1300km 参加 ③

自転車乗りに来たのか水遊びに来たのか時々考えさせられた、AJ岡山主催のLRM 「RM710三海 1300km」に出走・完走してきました。

松山でライトが確保できた一方、一連の遅延による負債と返済のためのペースアップの反動が気になる3日目です。

前回はこちら

3日目のルートと出走前の予報


3日目は米子まで。翌日にトライアスロンを控えているため中々空きがありませんでしたが、キャンセル待ちのホテルを確保できていました。

島根との県境で標高700mほどまでは登りますが、昨日までと比較すればかなり良心的で風向きも良さそう。
あとは連日ながら雨がどうか。

~ 通過6 776.5km

出発まで

事前の予定に合わせると6時過ぎには起床が必要でしたが、到着が遅れて短くなってしまった睡眠時間を確保するため7時頃まで睡眠。

起床したらまずはホテルの温泉へ。

色々なシャンプーが選べる

個人的には、特に1000以上のブルベはホテルの温泉や朝食を堪能できるのが楽しみの一つだと思っています。(あくまでビジネスホテルの範疇にはなりますが)
600までは滞在時間が限られてしまうので、大抵朝食まで待てない&捨てがち。

ただ今回は、ここまで2日とも朝食なしの素泊まりです。

初日の須崎はそもそも朝食提供なかったためで、2日目は

徒歩圏内にポプラがあるためです。
営業開始が7時~なのがネックですが、折角のポプ弁チャンスは逃しがたい。

という訳で特盛をホテルに持ち帰り。
ただ思っていたより胃腸が元気でもなかったので、少し食べるのに時間を使いました。

あとはボトルについて。
連日使用していると衛生面の問題もあるので、今回から100均の食器洗いシートを使ってみました。

ボトル内部は限界があるにしても、最低限飲み口は綺麗にできます。
洗剤を小分けにする必要もなく、コンパクトで入手性が高いのもいいですね。

閑話休題

色々ぐだぐだしていたので、元の予定を1時間オーバーした9時にリスタート。
返しきれていない初日の負債がずるずるとスライドしている感じです。

通過6まで

出走前の予報に反して天気は良いものの、その分暑い。
疲労や起き抜けのせいか足も重く、休憩を挟みつつ登っていきます。

四国を走っているときも思いましたが、ここまで通った地域は自販機のCoke On対応率が結構高くて驚きました。
体感として、都市部に限らず県道沿いの集落などにも対応機が割と置かれている感じでしょうか。
現金の出し入れが面倒でそちらを使うことが多い身としては助かります。

例にもれず対応している自販機に立ち寄って給水していると、炎天下のなか歩いてきたご婦人に話しかけられました。
怪しい自転車乗りを何人か見かけて気になっていたようです。

話しているうちに顔見知りらしい奥様や若めの男性も加わって大所帯化。
この自販機がある場所にはベンチが併設されていたので最初はバス待ちにでも来たのかと思いましたが、3人で車で周囲のお宅を訪問しているらしい?

訪問目的に挙げていただいた固有名詞に覚えがなかったので、ローカルの物品やらサービスやらかな?と聞き流していたら、知らないの⁉と驚かれてリーフレットを渡されました。
どれどれ…?



なるほど、こう来たかぁ…

その辺りには結構疎いため想定外のジャブをもらいましたが、向こうとしてもこちらはターゲット外だったようでこれ以上のアクションはなく。
暖かい空気感のうちに休憩終わり~行きますか~~の流れに移行して退散退散。

RPGのマップみがある

上下町にある「くにひろ屋」という洋酒ケーキのお店…には完全に気付かずスルーして神龍湖。

そこから下れば、通過6のローソン 庄原東城町川東店

朝に蓄えたポプ弁ストックは既に切れたので、出雲に向けてちゃんと補給。
イートインをお借りしたらコンセントが使えたのでついでに充電。

~PC2 884.8km


引き続き登り基調のアップダウンが続き、2つの分水嶺を連続して通過。
2つ目の分水嶺地点付近が広島-島根県境となっており、この日の最高標高地点です。

そこからは下り基調…に入る前に、奥出雲おろちループの道の駅に立ち寄り。
日本最大規模の二重ループの道路らしいですが、どうやら全貌は道路上では見えないようで。
それじゃあ展望台はいいかな。。

ちゅぴさんとタイミングがあったので、一緒に鉄コラボなる何かを。

なお、食べる前にこれをツイートポストしたところ、3分で公式から反応が返ってきました。
お仕事えらいですがこわい。まだ食べ終わってもいないのに…(思わず辺りを横目で窺いつつ)。

普段はエゴサ除けしがちなんですが、swarm経由だと施設名がっつり入るので…。

手前の橋と奥の赤い橋で二重ループ

再出発したら二重ループに突入しますが、トンネルが多かったりRが大きかったりでループ感を感じられた箇所は結構限定的だった印象です。
下りなのでじっくり見渡す余裕がなかったというのも十二分にありますが。

ループを終えるとすぐ奥出雲の延命水という湧水の汲み場。
古狸が愛飲した霊水というのが由縁とのこと。

源泉は道路反対側の出雲坂根駅構内らしいですが、階段を下った先のパイプから勢いよく出ている水を補充。
かなり冷えていて体に沁みます。ブルベ民が削りがちな寿命が延びたらいいですね。いや本当。

もう少し下って、おろちループの次はさくらおろち湖。
道の駅にも活気がありそうでしたが、流石にさっきの今なのでスルー。

通過6の前に通った上下で洋酒ケーキが買えたという話を後から耳にして甘いものが食べたくなってしまったので、木次駅近くで目に入った簸上堂さんという和菓子+洋菓子屋へ突入。

取り出すときにたぬきの目がちょっとずれた

店前のベンチをお借りして台湾カステラとたぬきケーキをいただきました。
なおコース上なので、これ見よがしに食べることで後ろから追いついてきた人たちを釣れないかなーと悪だくみしていましたが、失敗しました。


そこから先は斐伊川沿いを淡々と14kmほど抜けて出雲市街入りし、出雲大社前を通過。
この時点で19時過ぎのため参拝はせず、隣にあるPC2 ファミリーマート JAいずも大社東店へ。

出発時刻が遅れたこととペースが若干下振れ気味なこともあり、連日ながら今日もホテルのチェックイン時間がずれ込みそう。
ホテル側に連絡を入れたところ、決済等の関係で何時に来ても大丈夫なように処理できますとお返事いただけたので宿の問題はなさそうです。

ただ宿にしろそれ以外にしろ今回は人の厚意に甘えてしまった面が散見されるので、それを当然と思わずしっかり次に繋げる必要がありますね。

通過7 962.2km, 通過8 973.5km, 米子 992km

出雲を抜けたら宍道湖の北側を沿うように東へ。

しかし、宍道湖に入るくらいのタイミングで結構な雨雲に捕まってしまいました。

単純に雨量も強いんですが、この道は松江へ抜ける幹線道路のためか交通量が多い一方で道幅が広くない片道一車線が続いてストレスフル。
ついでに轍が深く道が直線的なので、対向車線含めて高速で通過する車がばっさばっさと水を跳ねてきます。 でも茨城の神栖よりはマシ

再びVOLTが水没したら堪らないので、逃げられそうな軒下をお借りして雨雲が抜けるまでしばらくの間雨宿り。


雨が抜けた後ほうぼうの体で宍道湖を終えたら松江市外へ。
松江城そばも通りましたが、暗くてよく見えませんでした。(なので写真もなし)

すっかり疲れてしまったのでラーメンに力と塩分を貰います。
尾道ラーメンとかも食べられなかったですし。。

松江から先は中海の大根島、江島を経由して島根半島の先まで。
昼だったら景色が良いのかもですが夜なので何も見えず淡々と。
ついでにベタ踏み坂に挙げられる江島大橋も近かったようですが、生憎と気づけず。

街灯が少ない一方で割と交通量があったため対向車のハイビームに目を焼かれたりしつつ、半島端付近にある通過7の美保神社へ。
出雲大社美保神社をあわせて参拝することで「両参り」となるそうです。
今回はどちらも参拝までは出来ていないのでノーカウント。

そこから折り返して境港に渡り、続けて通過8の妖怪巨大壁画。
手前で妖怪の銅像が連なる水木しげるロードも通っていますが何故か写真も動画もなく。
たぶん疲れていたんでしょうね。

疲労の蓄積でこの時点で脚は完全に売り切れていたので、久しぶりに一息つけそうな米子までの平坦路をゆっくり消化してなんとか投宿。

時刻は27時近く。元の想定から3時間前後は遅れが出てしまいました。
初日2日目のようなあからさまなトラブルはないものの、後半のペースダウンや雨宿りが響いた形でしょうか。
実際はペースダウンに関しては疲労以外の原因もあったようですが、それに気づいたのは翌日のためその時に。

こんな時間でもホテルの温泉に入れるようだったので、洗濯機を回す間に入浴して就寝。
ここまで実走1000kmほど。最終日はPCクローズにさえ間に合えば良いので、少しは気が楽になりそうです。

次回はこちら