2022年10月某日,上野の地に40台を超えるキャリーミーが集結.
私もその中の一台として,Carryme-Day in UENO【7th】に参加してきました.
日時
2022年10月
概要・準備
キャリーミーデイは,ざっくり言えばCarryMe in Japanさんに主催いただいているキャリーミー中心の非公式の集会です.
直近の開催は2019年.コロナ禍で間が空いてしまったため,数年ぶりの開催となりました.
私はその年までキャリーミー不所持だったため,今回が初の参加です.
当日はいつも通りの装備で出発.
当日
到着まで
集合地点である上野恩賜公園・西郷隆盛像は自走圏内のため,輪行はせずそのまま出発.
準備にもたついてしまったため写真も撮らず急いで向かいます.
その甲斐あって,上野駅に15分ほど余裕をもって到着.
西郷像の場所を詳しく調べていなかったため勘で進んだのですが,案の定迷子に.気づけば上野動物園のゲート前にいました.
上野着いたはいいけど迷子
— KNO_g@BRM429いわき600 (@kno__g) 2022年10月9日
西郷隆盛像まで辿り着いたのは集合時間5分前でした.危ない.
集合~出発
到着して周りを見渡すと,あっちもこっちもキャリミ.
すごい光景だな~と思って眺めていましたが.DHバーを搭載している車体がどこにも見当たりません.
個人的な偏見としてこれだけ集まれば他1,2人くらいは付けているかなと思っていたので,これは想定外.異物混入のような気まずさを感じてしまいましたが,特徴あって良いかと開き直ります.
話は逸れますが,他車体を見てもドロップハンドル1台にブルホーン2台と,ハンドル周りは全体的に大人しかった印象.かもめハンドルが増えてカスタムの幅が狭くなったのが一因ですかね?
近くにフォロワーさんを発見してお話を伺ったりしつつ待っていると,主催者の方から案内や集合写真撮影があったのち撮影タイムに. 車体も車輪も小さいのでコンパクトに集めても見栄えが良いですね.
そして公園内を移動して,スカイツリーが見える箇所で再び撮影タイム.
西郷像の所でもそうでしたが,自転車を中心に参加者が輪になって右に左に自由に移動しながら撮影を続ける様子を面白いな~と思いながら眺めていると,いつの間にか警備員が数名.
これだけの集まりだと流石に人目を惹いて場所も取ります.一般利用者側は事前連絡の有無など知る由もないので,報告など色々あったのでしょうね.こちらも公的な場所を借りている身なので,迷惑をかけないように気を付けたいところです.
この後,東京駅へ向かって6km弱のグループライドを行います.
上野~東京駅
いざ走り出しましたが,ひたすらに車列が長い.
聞いた話によると参加台数は42台.車体が小さいのでその他自転車よりは列を短くしやすいですが,開店待ちや雨天のバス停のごとく1列棒状に並んでいます.
都心部でこれはまずいなと思い意識的に車列を切ったりしましたが,どうも主催側は迷子防止などの都合か団子で進みたい様子.定期的にストップをかけて,全員の到着をインカムで確認してから再発進するという方針のようでした.ならば下手に車列を分けてもデメリットになると判断し,左折車に配慮しつつ追随.
周囲ではこの集団に目を惹かれた反応も多く見かけましたが,特に途中この集団で挟んでしまった電動自転車の方や信号待ちで挟まれた路駐の車はどんな心境だったのか,察するに余りあります.自分だったら震えている自信があります.
閑話休題.
一旦秋葉原まで南下し,少し曲がって昌平橋へ.ここで再度の写真撮影タイム. ここで1列に並べ,バックで総武各駅線が通過する絵を狙っていたのではという噂.
人通りもあるのでそこまで時間も置かず再度移動し,すぐそばのワテラスで休憩.
特徴的なモニュメントがあるので,そこで写真を撮った方もちらほらいたようです.
そして神保町経由で皇居沿いへ向かい,目的地である東京駅正面へ.
タイルに沿って通路脇2列へ並べ,東京駅舎の左右をキャリミで挟んだ絵で最後の写真撮影.
折角ならばと,フレームカラー単位で並べてグラデーションを作りました.
ここで集会は解散.思い思いに話を続けたりしつつ,各々帰路へと着きました.
イベント自体のレポートはここで以上となります.
来年の開催が知らぬ間に既定路線にされているといった主催者の声(嘆き?)もありましたが,もし開催できるようであれば是非また参加したいです.
おまけ・雑感
参加者の車体を網羅的に確認できたわけではないので各種資料を見つつの雑感ですが,気になった機材関係の印象を以下にまとめます.
思うままつらつら述べるだけで写真などはありませんが,ご了承ください.
ハンドルまわり
集合~出発でも挙げましたが,今回の参加者間ではドロハン・ブルホーンなど一目でわかる変更をしている人は数人程度でした.該当する常連の方々が不参加だったという話も聞いているのでそれも一因でしょうか.
ちょこちょこ見受けられたのが,ERGONのグリップ.角有り角無し両方ありましたが,角有りが優勢そう.「ERGON楽だからね~」なんて話をしていました.
その他では,TOGS系統のバーエンドの評判が良かったです.結構前傾が取れてポジションが楽になるとのこと.
逆にDHバーに興味を持っていただいたケースも何件かあり,使用感など軽くお伝えしたりもしました.やはりポジションが窮屈なのが悩みという人は一定数いるようです.
サドルまわり
気軽に交換できるパーツとあってか,交換されている方は多かったです.
ここに関しては多種多様ですが,軽量タイプの穴あきサドルを使っている人も結構いた印象.
逆に鋲付きや革製などクラシカルなものを使っている人はあまり見かけませんでした.
また個人的には,Thomsonのシートポストを使っている人を2人ほど見かけたのが嬉しかったです.
ホイールまわり
ホイールというよりタイヤですが,グレータイヤは東京駅の時点で3台.アリエクなどの非純正タイヤは私では判別できないので不明.
概ねエアータイヤ仕様のようですが,ソリッドタイヤも1台いたよ,という話は聞きました.
特に目立ったのは黒アルマイト塗装のホイール.塗装から数年経っているはずですが,いざ現物を見るとすごく綺麗.本人1曰く走行頻度やコースの都合に加え,「ドラム(後輪)ブレーキを多用している」など工夫の賜とのことですが,それでも結構な耐久性があるように思えます.試してみたくなりますね.
【訂正 2022.10.14】
黒アルマイト塗装ではなく,黒アルマイト加工という表現が正確です.
フロントブレーキ交換有無やその種類は確認できませんでしたが,ブレーキ台座またはハブ軸からライトを生やしている人はおそらく10人前後.
ヘッドチューブアクセサリ
フロント部にあるダボ穴に装着しているものの勢力図としては,以下の具合でしょうか.
バッグ(汎用バー→リクセンマウント→バッグなどの場合も含む)>> フロントキャリア > 汎用バー = ボトルケージ
車体後部
キャスターホイールは交換している人が多く,ドレスアップにもよく使われている印象でした.
一方,キャスターホイール近くにあるボトルケージ穴を活用している人は少数.私のようにボルトオンのバッグをつけている人は他にいませんでした(いたらすいません).FIDLOCKなどBOAダイヤルやベルトなどで荷物を固定するタイプのマウントをつけている人も見かけなかったような気がします.
スタンドにキャップを付けている人も数人確認しました.スタンダードな肉球以外にも靴状のものなど付けている人もいたそうです.
あと気になったのは,ドラムブレーキ式にて後ブレーキワイヤーのモジュレーターをブレーキ近辺につけているケース.ブレーキレバー近辺がすっきりしてワイヤーの取り回しはしやすくなりそうですが,水や泥はねなどどの程度影響あるのか気になりました.
欲を言えば駆動部周りも確認したい所でしたが,当日そこまで気が回らなかったため確認ならず.
次回があればもう少し意識的に観察してみたいです.
他参加者様のレポ
yu.ko.さんが以下記事で他参加者様のレポへのリンクをまとめて下さっているので,興味ある方はそちらも是非.
(自力でなくてすみません)