遷径計画

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色々な自転車の様々な軌跡に対する迷走の備忘録です.

【CARRYME】ブレーキ周り・ライト・ベルの交換

2020年の6月にキャリーミーを購入.その後1年間で多数のパーツ交換を施しました.

購入1年後の様子
本記事ではそのうち,以下の箇所の交換例をまとめて紹介します.

項目や写真ごとに多少時系列が前後しますが,ご了承ください.

キャリパーブレーキ

日時

2020年12月

交換内容

DIA-COMPE BRS101 フロント ナット式

画像は埋込ナット式

動機・背景

兎にも角にも,ブレーキは重要です.
低価格帯の完成車では密かにグレードが下げられることもあるブレーキ本体ですが,安全面に強く寄与するためアップグレードの第一候補に挙げられることも多々あります.
キャリミの速度帯は高くありませんが,初期より交換は視野に入れていました.

しかし,必要なのはロングアーチキャリパーブレーキ.キャリパーの剛性も考慮すると,デュアルピボットのものが望ましい.
また設計の都合上,理想はナット止め.枕頭ナットの場合は加工が必要となるケースが多いとのことです.

これらを満たす選択肢となると,中々限られてきます.
シマノロードバイク上位グレードのブレーキにオフセットブレーキシューをつけて運用というケースもあるそうですが,枕頭ナットのため加工が必要なのと,ブレーキシューのオフセットは可能ならば避けたいため却下.

結果として,採用実績が多くナット式も流通していたBRS101を選択しました.
しかし当時はギリギリ入手できましたが,現在ナット式の新品は絶滅危惧種のような印象.今後どうするかは悩ましいですね…

導入・結果

交換後の感覚は忘れてしまいましたが,現在もよく効いてくれています. また嬉しいのが,センター出しやブレーキ開放の簡単化ケーブル調整ネジが回しやすいのも助かります.

交換作業の過程も載せられれば良かったのですが,残念ながら写真に残していませんでした..
またブレーキ交換作業に合わせ,後述するライトマウントの取り付けを行いました.

ライトマウント

日時

2020年12月

交換内容

R250 ロードバイク用ライトブラケット キャットアイ

動機・背景

グリップ交換の記事でも触れたように,ハンドル周りのマウントは鬼門です. knog.hatenablog.com

ライトについても同様で,それまではハンドルに逆さ吊りすることでなんとか対処していました.
そのライトをハンドル外に逃がす方法の一つが,ブレーキ固定ボルトに共締めするマウントの設置.
折角ブレーキの交換を行うので,増設しない理由はありません.

実績を確認できたのは,リクセンカウルのライトホルダーを取り付け,そこにライトを設置する方法.

リアランス的にも余裕が持てますし,確実な方法に思えます.
しかし他パーツとの兼ね合いでステーの色は黒の方が望ましいのですが,自分で塗るのも面倒.
そこで,黒ステー+キャットアイブラケット直付けの本商品に目を付けました.

導入

取り付け方法はいたってシンプルで,ブレーキとフォークの間に挟むだけ.
しかし,私の場合は使うライトの都合上ブラケットとフレームとの間のクリアランスを追加で確保する必要があり,追加で2mmほどのスペーサーを挿入しました.

結果

期待通りにライトの位置を移動することができました.
VOLT800だとクリアランスはギリギリなので少し気を付ける必要はありますが,縦長のライトでなければ基本問題ないかと思われます.

ただし,不満が一点. ライトを取り付けて上から見た写真なのですが,ホイールの軸(ブレーキシューの向き)に対してライトが左を向いています.
製品の精度などの関係でしょうか?ライトは多少ですが左右に振れるうえ,外すのも手間なのでこのままにしていますが,少し残念です.

ブレーキレバー

日時

2021年6月

交換内容

DIA-COMPE SS-6

動機・背景

正直ブレーキ本体を交換した時点でブレーキ周りは十分に思え,ブレーキレバー交換の優先度は低い認識でした. そのため後回しとなっていましたが,他の改修が片付いてきたあとの選択肢として浮上してきました.

こちらも実績のあるSS-6を選択.色は本体シルバー/レバー黒のSL/BKが理想だったのですが,入手性の観点から黒/黒のBK/Bkで妥協.

導入・結果

キャリパーブレーキ同様当時の感覚は朧気ですが,思ったよりもブレーキ剛性が向上して感心した覚えがあります.

加えて思わぬ副産物として,ハンドルクランプ部の幅が細くなりました.

純正レバー:16.1mm
SS-6:12.5mm

片側3.6mm程度ではありますが,ハンドル周りに悩む身としては朗報です.

レバーも細くなり,外観がより引き締まりました.

ベル

日時

2021年7月

交換内容

KNOG Oi SMALL Silver Ghost(限定カラー)

出展:メーカーHP 右がSilver Ghost

動機・背景

ブレーキレバーの交換にあたって純正レバー付属のベルが使えなくなるため,代用品が必要に.

当座はキャットアイのOH-2400を使って他のキャットアイブラケットに噛ませていましたが,どうせつけるならばOiベルもいいよなぁ…と思っていたところで今回の限定カラーを発見. 気にはなっても発売から1年経過した限定カラー,かつ流通量の少なそうなスモールサイズだから入手は難しいのではと期待薄でしたが,出先の自転車屋で普通に在庫していました.

あったものは仕方がない.

導入・結果

ハンドルのステム近く,レバーの下に隠すように配置. ただこの設置向きだと鳴らしにくい(鳴らす機会があるかは別問題)のと輪行時に引手が外側に来てしまうので,配置は今後の検討課題です.